暑さ指数とは、JISやISOで国際的に規定されている熱中症予防を目的とした指数です。暑さ指数によって
を知ることができます。
暑さ指数は「気温:1」「湿度:7」「輻射熱(ふくしゃねつ):2」の割合で影響を計算されています。
「”熱”中症」というくらいなので暑いかどうかが重要に思えますが、湿度の影響する割合が多いのがわかります。
輻射熱とは日光などの遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱の事。この場合、太陽熱を受けて熱くなった壁や床などから放射される熱を指します。
※正確にはこれらに加え「風(気流)」も指標に影響します。
暑さ指数には湿度が影響する割合が最も多くなっています。つまり、湿度が高い日本では熱中症にかかりやすいので、より気を付けていくことが必要といえます。
気温より湿度が重要な理由は『汗が蒸発しにくい』ためです。
人は体温が上がってくると汗をかきます。汗が蒸発するときに肌表面の温度を奪っていく性質があるので、汗が乾くと体温が下がり涼しく感じます。
しかし、湿度が高いと汗が蒸発しません。
[汗が蒸発しない]→[体温が下がらない]→[体に熱がたまり熱中症になる]
このような理由から、暑さ指数は熱中症予防には湿度が重要だとして作られているのです。
実際、気温が高く湿度が低い日と、気温は少しだけ高く湿度がとても高い日だと、後者のほうが熱中症になった人が多いというデータもあります。
暑さ指数を知るには、以下のような目安表があります。
お家や職場など、今いる環境の『気温』と『湿度』をはかり、表にあてはめます。気温のヨコ行と湿度のタテ列が交差する温度が【今、その場所の暑さ指数】です。
上記のように、気温計と湿度計があれば目安表から暑さ指数を知ることができます。
また、環境省の「熱中症予防情報サイト」にて暑さ指数の推計値が実況されていますので、コチラを参考にすることもできます。
外部リンク■環境省 熱中症予防サイト
※こちらのサイトは気象庁の資料に基づいて独自の方法で算出したものであるため、実際の値とは若干異なることがあります。また、住宅やオフィス街等立地条件によっても値は若干異なると考えられますのでご注意ください。
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