6月にも入り気温が上がってきたことにより、マスクと熱中症に関するお問合せが増えてきました。それについての回答を掲載いたします。
新型コロナの感染予防のため、社内備品としてサージカルマスクをストックした。しかし、クールビズの空調目安28℃の中マスクを着用していると以前より暑く感じる社員が多数いた。空調温度を下げるべきか?
環境省が推奨する「クールビズ」の指針、室温28℃については環境省もあくまで『目安』としており、近年地方自治体を始め多くの企業からも見直すべきとの声が上がっています。
オフィスの環境については「労働安全衛生法(事務所衛生基準規則)」にて基準規則が定められています。
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「事務所衛生基準規則」(第5条第3項)
第五条 事業者は、空気調和設備(空気を浄化し、その温度、湿度及び流量を調節して供給することができる設備をいう。以下同じ。)又は機械換気設備(空気を浄化し、その流量を調節して供給することができる設備をいう。以下同じ。)を設けている場合は、室に供給される空気が、次の各号に適合するように、当該設備を調整しなければならない。
3 事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室の気温が十七度以上二十八度以下及び相対湿度が四十パーセント以上七十パーセント以下になるように努めなければならない。
(平一六厚労令七〇・一部改正)
厚生労働省「事務所衛生基準規則」より抜粋
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=74089000&dataType=0&pageNo=1
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衛生的な労働環境としては「気温が17℃~28℃以下、湿度が40%~70%」の間で、人々の体調に合わせ適宜調整を行うことが前提です。クールビズの室温28℃はこの基準の上限を示しているにすぎません。
■参考:環境省「クールビズ」webサイト
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/coolbiz/
それでも最適な環境でばかり活動できるわけではありません。また、新型コロナ感染拡大防止のため着用が推奨されているマスクは、湿度の高い日本では、暑く、ムレやすく、息苦しく感じて当然です。
湿気がこもるので喉の渇きを感じにくく、水分摂取不足から熱中症になりやすいと早くから警鐘が鳴らされてもいました。
日本熱中症協会を運営する株式会社ブレインでは、夏の労働現場でもマスク着用を求められるユーザーのために、熱中症対策用品&衛生用品として「冷感マスク」と「マスクインナー」を製作いたしました。
これらのアイテムを用いながら、従来以上に水分・塩分補給と休息をとる熱中症対策に気を配っていくこと。また屋外で人の密集がない場所ならば熱中症にならないためにマスクを外すという判断が必要となっていきます。
熱中症対策用品を企画・製造・卸売して約15年のノウハウがある株式会社ブレイン(日本熱中症協会運営会社)が作った、夏におススメのマスク&アイテムです。
■ BR-658 洗える冷感マスク キシリトール+メントールクールマスク
汗をかくと冷感がアップするキシリトールと、肌表面の冷感神経を刺激し冷たさを長持ちさせるメントールの冷感成分を繊維に加工した、新感覚冷感インナーです。
(財) 日本文化用品安全試験所にて温度テストを実施した、確かな効果の冷感生地を使用しています。
お手持ちの布マスク、サージカルマスクと口元の間に挟んで使用します。マスク内の通気性をアップさせ、ムレや熱気がこもるのを防ぎマスクによるメガネも曇りにくくなります。
3層メッシュ構造で、通気性、クッション性に優れたインナー。しっかりしたものなので、洗って何度も使えます。衛生的で経済的です。
「STOP!熱中症」認定
JHA会員企業は、当協会の熱中症対策ガイドラインに沿った品質であると認定された商品に表示し、パンフレット・社内報・CM・名刺・ホームページ等様々な媒体にこのロゴマークを使用していただくことができます。
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